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イラストレーターでの印刷データ作成方法
イラストレータでの印刷データ作成ガイドです。
アートボードのサイズ設定と裁ち落とし(塗り足し)のサイズ設定方法をご案内します。
データ作成用テンプレートをご利用の場合には、サイズ設定は必要ございません。
アートボードのサイズ変更方法
裁ち落とし(塗り足し)のサイズ変更方法
illustratorでデータを作成する場合には、紙を断裁する位置の目印である「トンボ」が必要です。
データ作成用テンプレートをご利用の場合には、トンボ作成は必要ございません。
印刷データは必ずCMYKカラーで作成してください。また、特色(スポットカラー)での印刷は承っておりませんので、特色(スポットカラー)は使用しないでください。
また、モノクロ印刷は「グレースケール」で作成してください。詳しくは「グレースケールの設定」をご確認ください。
新規ドキュメント作成時に立ち上がるダイアログ上で、カラーモード「CMYK」を選択してください。
メニュー「ファイル」→「ドキュメントのカラーモード」→「CMYKカラー」を選択し、データを保存してください。
作成済みのドキュメントのカラーモードがCMYKに変換されます。
モノクロ印刷ご注文時には、CMYKのK版のみか「グレースケール」にてデータを作成してください。
イラストレータで作ったデザインを入稿する場合、すべてのフォントに対して「アウトライン化」をしてください。
フォントサイズ(文字の大きさ)は「6pt以上」を使用してください。6pt以下の場合、文字がかすれたりつぶれたりする可能性があります。
フォントを選択し、文字パネルの「フォントサイズ設定」で希望のフォントサイズに設定してください。
印刷用データ作成時の、レイヤーにまつわる注意点をご案内いたします。
不可視設定がされているレイヤーは印刷されませんのでご注意ください。また、印刷間違いを防ぐため、データ入稿時は、不可視レイヤーを削除して入稿してください。
複数のデザインを作成する場合には、レイヤー分けして作成せず、それぞれデザイン毎にファイルを分けるかアートボードを分けてください。
レイヤー分けして作成したデータを修正できない場合には、入稿時のコメント欄に印刷したいレイヤーを記載してください。
(コメント例:表面は○○のレイヤー、裏面は○○のレイヤーのデザインで印刷希望です)
レイヤーオプションの「テンプレート」にチェックがあるレイヤーや「プリント」にチェックがないレイヤーにあるオブジェクトは、イラストレーターの画面では見えていますが、印刷はされません。
印刷に反映したいレイヤーは、「レイヤーオプション」にて「テンプレート」にチェックが入っていないことと「プリント」にチェックが入っていることを確認してください。
イラストレータでは、画像をドラックして配置してもイラストレータファイル自体に画像データの情報は取り込まれません。そのためご入稿時には以下いずれかの方法で画像データの情報もお送りいただく必要がございます。
画像の埋め込みを行うと、イラストレータファイル自体に画像データの情報が取り込まれます。画像データを別でご入稿いただく必要はございません。
なお、埋め込み処理をした後に元の画像データを修正しても、その修正はイラストレーター上の配置データには反映されません。
そのため、デザインの調整がすべて完了し、デザインを保存する時に埋め込み処理をすることをおすすめいたします。
また、画像を埋め込むとリンクでの配置よりファイルサイズが大きくなり、動作が遅くなりますが、不具合ではございません。
裁ち落とし(塗り足し)のサイズ変更方法
線幅は必ず0.3pt(印刷後の太さで0.1mm)以上でご設定ください。これより細い線幅は印刷時にかすれてしまう可能性がございます。
また、線に色を付ける時にはカラーパレットの「線設定」で色を付けてください。「塗り設定」で色を付けると画面上では細い線がみえますが、実際には印刷されない可能性があります。(この線を「ヘアライン」と呼びます)
illustratorをPDF形式での保存方法ををご案内します。