パネル印刷物解説「屋内用パネル」

コンドットにご来店のみなさま、はじめまして!
コンドットスタッフのA山と申します。
スタッフブログを担当させていただくことになりましたのでよろしくお願いします。

今回はコンドットの商品の中で堂々メインを張るといっても過言ではない「屋内用パネル」について解説したいと思います。

屋内用パネルとは

コンドットで「パネル」と呼んでいるのは、いわゆる「スチレンボード」です。
発泡スチレン樹脂を紙でサンドした板ですね。軽くて丈夫、低コストという特長があり、紙貼りなので表面に直接プリントでき、異形カット等の加工性もバツグンです。

もちろんデメリットもあり、紙ベースの板なので水に弱く屋外では基本的に使用できません。丈夫とはいっても木や金属ではないので強い衝撃を与えると折れてしまいます。また、湿気や温度変化等が繰り返されるといずれ「反り」が発生するという弱点もあり、年単位までを想定した長期使用には向いていないと言えるでしょう。

屋内用パネルの使い道

メリット・デメリットがあるとは言え、用途がバッチリはまれば、加工のしやすさとコストの低さで、他にないくらい便利な素材、スチレンボード。

 

・量販店やドラッグストアで見られる季節POP
・屋内に置かれている等身大パネル
・展示会、イベント等で使用される案内パネル

 

上記のような装飾物の多くにはスチレンボードが使用されていますよ。

ほかにはお部屋のインテリアにする、なんていう使い方もアリ。
厚みがあるのでポスターよりゴージャスな感じが演出できます。趣味で撮った写真をスチレンボードにプリントして、部屋に飾る…なんていう使い方もよいですね。コンドットならパネル1枚から注文OKです。
ちなみにスチレンボード用の額縁(フレーム)もいろいろ市販されているのでそちらを併用すれば反り・ホコリの対策にもなります。

プリント手法と厚みの選び方

コンドットの屋内用パネルはUVプリンタによるスチレンボード表面へのダイレクト出力です。UV硬化インクというインクによるプリントで、スチレンボードへのプリント手法としてはメジャーなものです。とはいえ、画質は大変良好で、一般の印刷物と比べてもまったくそん色ありません
表面処理はマット調、光沢調が選択できます。
マット調であってもグロス調であっても全く同じデータで制作しますが、マット調は反射が少なく落ち着いた色味グロス調は光沢感が強くビビッドな色味に仕上がります

スチレンボードの厚みは2種類。5mm7mmです。わずか2mmの違いですが、見比べると意外と差を感じます。7mmだと5mmより丈夫さがかなりアップし、反りにも若干強くなりますので、強度が必要な大型のパネルや等身大パネルのときに選択するといいでしょう。

ちなみに、コンドットでは屋内用パネルの「黒」もご用意しています。こちらの解説はまたの機会に。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アイデア次第で様々な活用法が考えられる屋内用パネル。コンドットでは材料在庫も豊富にご用意し、超短納期対応もOK!ぜひともご注文ください。

 

それではみなさま、今回はA山がお送りしました。
また会う日までお健やかにお過ごしください!