コンドットスタッフのA山です。
みなさまごきげんいかがでしょうか。
今回はコンドットの強みである、多彩なパネルの在庫についてご紹介しましょう。
その関連で材料の知識も少し解説いたします。

「大判」も強いコンドット
コンドットのパネル。厚みは5mmと7mm・大きさも最大1200×2400mmまでお選びいただけます。
われらコンドットは涼しい顔で(?)このサービスを販売しているわけですが、実はこれって案外レアなのかも…とA山は思っております。
と、いうのも1200×2400mmの大きなサイズを制作するのであれば、それに対応したスチレンパネルを常に在庫しておかなければなりません。この大判の板を常に豊富に在庫している工場って案外少ない…というのが業界に身を置く者としての肌感です。大きなサイズの制作は、それほど高頻度で注文がくるものではありませんからね。特に5mmと7mm両方の厚みの大判をいつも豊富に在庫しているところはそれほど多くないと思います。さらに言うなら、「黒パネル」。以前も当ブログで触れましたが、これは大判どころか普通版の在庫を常備している工場も多くはないですね。
でも…コンドットなら大丈夫!通常と大判、5mmと7mm、白と黒、すべての組み合わせのスチレンボードをいつもたくさん在庫しておりますよ。
パネルにつきましてはコンドットでのご注文もたくさんいただいておりますが(みなさまいつもありがとうございます)、そのほかにも法人契約で多種多様なパネルを継続的に依頼くださる大手のお客様もたくさんいらっしゃいます。そのおかげさまで可能な体制というわけです。
で、「大判」って?
さて、ここで豆知識を。実はパネルには寸法の規格があります。それが「シハチ版」と「サブロク版」。
実はここまで「大判」と表現していたのは「シハチ版」のことで、「普通版」は「サブロク版」のことでした。
ではシハチ・サブロクとは何かというと、これはパネルのタテヨコの寸法を表す言葉です。勘のいい方はもうお気づきでしょう。そう、尺貫法です。日本で古来から使用されていた「尺」「寸」等の単位に基づく表現がシハチ・サブロクなんですね。

【シハチ版】長辺と短辺がそれぞれ4尺(約1200mm)と8尺(約2400mm)の長方形
【サブロク版】長辺と短辺がそれぞれ3尺(900mm)と6尺(1800mm)の長方形
シハチとサブロクは大体上記のような意味合い・寸法になります。1尺はぴったり300mmというわけではないので、実際の板は上記より少し大きいサイズになりますけどね。
ちなみに「アルミ複合版」も「シハチ」「サブロク」の判型で管理されていますよ。これは以前アルポリの記事のところでも少し触れました。
なお、パネルもアルミ複合版も、シハチとサブロク以外の規格も存在しますが、われわれのような業界でよく使われるのはやっぱりシハチとサブロクですね。
シハチとサブロクには寸法以外の違いもあります。それは単位面積当たりの価格。シハチのほうが割高です。看板にも使用されるアルミ複合板ならまだしも、スチレンパネルの場合は2400×1200mmが必要になる制作はそう多くありません。しかもシハチ版は割高…ということになれば、やっぱり常備で在庫している工場は少なくなるわけですね。
でも、コンドットにはありますよ!
今年もありがとうございました
と、いうことでコンドットの在庫のお話と、パネルの判型のお話でした。
みなさま、大きなパネルもどしどしご注文ください!
ご注文はこちらから。
さて、2025年の更新はこれで最後です。
みなさまには本年も大変お世話になりました。来年もコンドットをぜひよろしくお願いいたします。

それではみなさまよいお年を!A山がお送りいたしました。

