コンドットスタッフのA山です。
みなさまごきげんいかがでしょうか。
今回ご紹介するのはコンドット商材で「床シール」。
床に好きな表示を施せる便利なシールです。
実は「床シール」というものはない
コンドットの「床シール」は、「塩ビシール」と同じく、シート+ラミネートの二重構造ですが、実はこの「シート」部分は「塩ビシール」と全く同じもの。表面に貼る「ラミネート」の部分だけが「床用」ということになります。
つまり「塩ビシート+通常ラミネート」である「塩ビシール」を、「塩ビシート+床用ラミネート」に変えたものが「床シール」というわけで、その意味では「床シール」という商材は存在しないとも言えます。「塩ビシール」の1バリエーションというわけですね。
(例外として、床専用としてセットで用いる塩ビシートとラミネートも存在します。用途や特性が異なるものが何種類かありますが、いずれも目が飛び出るほど高級で、特殊な状況下でしか使われません。コンドットでももちろん扱いはありません…)
床シールの特徴
シート部分は「塩ビシール」と同じですので、今回は特に「床ラミネート」の特性を解説しましょう。
まず、床ラミネートはたいへん丈夫です。厚みは通常ラミネートの2.5倍くらいあり、格段に耐久性が高いです。常に人に踏まれるものですからね。通常の「塩ビシール」を床に貼ったら、状況によっては数日程度で破れてきますが、床ラミネートはもっと長持ちします。
表面はグロスとマットを選べます。「床グロスラミネート」は通常のグロスラミネートとは大きく異なり、そもそも素材が塩ビではなくPETです。非常に光沢感があり、華やかなイメージです。
「床マットラミネート」は塩ビ製で、表面にエンボス加工が施されています。
貼付についてのご注意
「床シール」はザラザラやデコボコのある面にはつきません。木製の床もNGです。また、床にはワックスがかかっていることもありますが、そういうワックス処理された床もNG。それ以外の平滑な平面であれば問題なく使用できます。
また、屋外での使用は控えたほうがいいでしょう。もとが看板の材料なので雨風には強いのですが、やはり水がかかると滑りやすくなり危険です。粘着剤は水に溶けない素材ですが、さすがに水浸しになると剥がれやすくもなります。屋根のある屋外であっても、雨がかかるような箇所は避けましょう。
なお、屋外で「床シール」を見かけることもありますが、あれがまさに先ほど触れた「特殊な状況下で用いる超高級な床シール」です。通常の床シールではありませんので、同じようには使えないのです(そもそもここで紹介しているシールはアスファルトやコンクリートには貼り付かないですが…)。
床シールの使いどころ
床シールを用いるシチュエーションはさまざま考えられます。
まずは演出です。例えばお店の雰囲気を変えたいとして、タイルやカーペットの新設・交換では膨大なコストがかかります。しかし、床シールならコストはかなり安く済みますね。納期も短いです。貼るのもカンタンですし、不要になれば剥がすのもカンタンです(コンドットの床シートは糊残りしづらく、剝がしやすい材料で提供させていただいております)。それでいて床の広い面積を覆うこともできるので、室内の雰囲気が一気に変わりますよ。
案内表示にも最適です。人が店舗を回遊するときは、基本として前方やや下くらいに目線をやるものです。床シールはその目線にダイレクトに飛び込んでくるんですね。ですので、誘導の矢印やMAPの表示に最適。迷った人を自然に誘導することができます。また、純粋な広告媒体として用いるのも効果的でしょう。
レジ列の待機位置表示にもいいですね。この種の表示はコロナ禍から一気に増えましたが、カラーテープを使ったり、紙をそのままクリアテープで床に貼り付けている店舗が現在でも散見されます。テープのみだと何の表示かわかりにくいですし、紙をそのまま貼り付けるとすぐ破れてしまいます。破れた箇所に引っかかって転んでしまう危険性もありますから、こういうものは専用の床シールに変更するのがいいでしょう。
まとめ
と、いうことで「床シール」のご紹介でした。
床シールをたくさん使う業界といえばかつてはパチンコ業界でしたが、効果や扱いやすさが浸透してきて、最近は一般の量販店等でもよく見かけるようになりました。
小さな表示から大きな演出まで、アイデア次第で使いどころいっぱいの商材です。ぜひご注文くださいね。
ご注文はこちらから。
それではみなさま、今回はA山がお送りしました。
また会う日までお健やかにお過ごしください!