【よもやま話】「続・パネルを飾るワザ」

コンドットスタッフのA山です。
みなさまごきげんいかがでしょうか。

 

以前「パネルを吊るワザ」を記事にいたしました。
その続きですが、今回は「吊る」だけではなく、「置く」「貼る」等も含めたパネルを「飾る」ワザをご紹介いたします。

1.スチレンボード用フレーム

ポスターフレームというのはよく見かけるものかと思います。最近では百均などにもまずまず使える品が置いてありますよね。あれのパネル用というのが実はあります。
いろんなタイプのフレームが売られているのですが、メジャーなのはフチが断面コの字の金属でできているタイプでしょうか。上辺を取り外して左右下辺の枠組みにパネルを差し込み、上辺を閉じます。閉じた後の封はネジで行うことが多いですね。フレームにはたいてい三角の金具がついていて、そこを使って吊ります。

 

さすがにフレームをつけてやると、パネルを裸のまま飾るのとは全く違います。断然、高級感が増しますよ。
ご興味のある方はスチレンボード用フレームで検索するといろいろな商品が出てきますので検索してみてください。

2.紙脚

紙脚といえば等身大パネルに仕込むものというイメージがあるかもしれませんが、実はさまざまなサイズが存在します。それこそ高さ1.5mの等身大パネル用の紙脚もあれば、手のひらに乗るような小さな紙脚もあるのです。小さいものは卓上カレンダーの裏側に使われていたりしますね。それらの中間くらいの大きさの紙脚ももちろんあります。


小さい紙脚とパネルを使って、机の上を彩るオブジェを作ったり、お店であればお客様の目に留まりやすい案内POPを作るのもいいかもしれませんね。

 

さまざまな大きさの紙脚があり、異形カットもできる…立てて置くタイプのパネルって、実はアイデア次第でいろんなシチュエーションに使える商材なんです。みなさまもひとつ、可能性を探ってみてはいかがでしょうか。

コンドットの場合はオプションとしての紙脚は用意しておりませんが、「等身大パネル」のところで注文していただくと、パネルの寸法に合った紙脚を選んでセットいたしますよ。

3.パネルホルダー

パネルを立てるための専用クリップというのも存在します。決定版の共通名称があるわけではありませんが、パネルホルダーとか呼ばれることが多いようですね。

 

形状は図のような感じです。アヒルのクチバシみたいなプラスチックのパーツと土台で構成されています。クチバシは可動式になっていて、ここにパネルを挟みます。土台は底のところがマグネットになっていて、金属にくっつきます。


お店などで使用されることが多く、スチール製の商品棚のトップや、冷蔵ケースの天面などにくっつけて使われますね。結構いろんなところでつかわれていますので、もし見かけたら下のところに注目してみてください。このクチバシがパネルを支えているはずです。
小さくてもキャッチ力は案外強く、小さなパネルを立てるのであれば1個使うだけで十分ですし、ヨコ900xタテ300mmくらいの大きなパネルでも2~3個使えばしっかり立ちます。可動式なので手前に傾ければ、高いところにセットしても目立ちます。
専門性の高い部材ですから、さすがにそこらのお店で普通に売ってるとは言い難いのですが、ネット通販を使えば簡単に手に入りますよ。

4.ピン

最後はズバリ「ピン」。ちょっとマッチョ(?)なやり方ですが、ピン等でそのまま壁に留めるというのもひとつの手法です。普通の画鋲やピンでは針の長さが足りませんが、足の長い画鋲やピンというのも売っています。それを使えば普通に壁に留めることができますよ。


ただ注意したいのが、自重でピン穴が徐々に広がり、落ちてしまう可能性があること。前回もご紹介しましたが、パネルに穴を開けてヒモを通してぶら下げるというのは、パネルが揺れるたびにちょっとずつ穴が広がってしまうのでNGです。
ピンの場合はヒモと異なり、かなり固定されていますから、ピン穴の広がり方も遅いはずです。とはいえ、ヒモと同じようなリスクはあり、やはりそこまで長く使える方法ではないと思います。

 

そういうわけですから、この方法を使うのはごく小さなパネルに限ったほうがいいでしょう。大きなパネルだとその重さをピンでは支えきれません。留める箇所も1点ではなく、四隅をきちんと留めて、重さを分散させてやりましょう。それでもピン穴が広がってグラグラしてきたら、残念ながらパネルの寿命です。

まとめ

と、いうことでパネルの吊り方・飾り方についての延長戦でした。
前回ご紹介した方法も含めて、最適なパネルの飾り方を見つけてくださいね。

 

今回もA山がお送りしました。
また会う日までお健やかにお過ごしください!