コンドットスタッフのA山です。
みなさまごきげんいかがでしょうか。
今回ご紹介するのはコンドット商品の「電飾フィルム」。
これ何?と思う人も多いかもしれませんね。
何のための商品?
「電飾フィルム」という字面からだと、なんだか光るフィルムのような感じもしてしまいますが、これは「電飾サインに用いるためのフィルム」ということです。
「電飾サイン」はたいていの場合グラフィック部分と看板・サイン本体(装置)に分かれます。本体のほうにはLEDや蛍光灯等の光源が仕込まれていますが、これらには一定の決まった規格があるわけではなく、様々なタイプのものがあります。看板型、ポスターフレーム型、AB判、非定型、超大型、既製品、オーダーメイド…
数え上げればキリがありませんが、いずれにせよ、この「電飾フィルム」は、電飾用フィルムに対応した看板・サイン本体全般に使うことができるものです。
「電飾フィルム」の仕様
電飾フィルムは文字通りフィルムのような素材です。材質は乳半色のPET。薄いですが、コシはあります。中綴じの一般週刊誌の表紙くらいの厚みイメージでしょうか。
ここに看板用の溶剤プリンタでグラフィックを出力するわけです。
ウラ面のりなし
「電飾フィルム」は糊がないタイプの商品です。いわばポスターですね。糊がないので
扱いも簡単。ほとんどの場合、本体の仕様通りに置いたり差し込んだりすれば設置完了です。
糊があるタイプは「乳半塩ビシート」などと言われますが、これはガチの看板に用いられる材料で、ぶっちゃけアマチュアの方が扱うにはハードルが高すぎる代物。ゆえにコンドットでは販売しておりません。ご了承くださいませ。
「乳半」とは
乳半というのは「乳白色半透明(半透過)」の略です。雑居ビル等の看板で空きテナントのスペースが真っ白になっているのを見かけるかと思いますが、あの色です。ぱっと見は普通の白色に見えるのですが、実は光を通す半透過の白であり、ここにグラフィックをプリントして内側から光を通せば、いわゆる電飾看板の見た目になるわけです。
グラフィックは「電飾用」
「電飾フィルム」のグラフィックは電飾用の画質にてプリントされます。具体的には「通常より濃く出力される」ということです。大体2倍は濃いと思っていただければよいでしょう。
もし昼間の繁華街等を歩くことがあれば、消えている電飾看板に注目してみてください。色がかなり濃いはずです。これはグラフィックに電飾の光が通ることを想定して、グラフィックを濃く出力しているからです。通常の濃さでは、電飾の光がグラフィックを通った時、光の影響で絵がかなり薄い色に見えてしまうんですね。
サイズ調整可
ほかの商材と同じく、サイズはAB判でも非定形でも自由に選べます。先に述べた通り、電飾看板の本体は千差万別。それらさまざまなタイプに対応できます。
ラミネート可
ラミネート加工にも対応しており、グロス調、マット調に加え「ラミなし」も選べます。なお、ラミネートなしの場合は、表面は光沢感があります。
もしお使いの電飾看板本体が、プラスチック等の「カバー」でグラフィックを覆う仕様であれば、あえてラミネート加工をしなくとも問題ないケースが多いでしょう(もちろんラミネート加工ありを選んでも問題はないですが)。「カバー」類がなく、「電飾フィルム」の表面がそのまま露出するタイプの装置にセットするのなら、ラミネートありのほうが無難かもしれません。お使いの本体について、メディアの推奨仕様をご確認の上、ご注文くださいませ。
そんなわけで「電飾フィルム」のご紹介でした。
光るグラフィックはとってもよく目立ち、ポスターとしての効果は抜群です!本体をお持ちで、フィルムが必要な方はぜひコンドットにご用命くださいね。
ご注文はこちらから。
それではみなさま、今回もA山がお送りしました。
また会う日までお健やかにお過ごしください!