コンドットスタッフのA山です。
みなさまごきげんいかがでしょうか。
今回ご紹介するのはコンドット商材で「吸着シート」。
カンタンに貼れて、カンタンに剥がせて、再使用もできる便利な材料です!
素材と特徴
コンドットの吸着シートは塩ビ製の布のような素材です。いわゆる「ターポリン」とよく似ており、そのものズバリ「吸着ターポリン」と呼ばれることもあります。
出力には溶剤プリンタを使用します。ゆえに、水には非常に強く、水で破れたり溶けたりすることはありません。
従来、吸着シートといえば非常にデリケートなもので、貼り剥がしはできるものの、温度や湿度の変化に弱く、何かの拍子にペラッと剥がれ落ちることはよくありました。
しかし、こちらの吸着シートについては面への接着力はかなり強く、自然に剥がれ落ちるようなことはあまりありません。吸着シートは付きがかなり弱いというイメージが強かったので、A山もこのシートを初めて試したときは驚いたものです。
どう使う?
こちらのシート、平滑な面であればたいてい使用できます。アルポリやガラス面はもちろん使用可で、塩ビの粘着シートや一般的な吸着シートが苦手とするコンクリートや石材でも、平滑であれば使用できることがほとんどです。平滑であれば円柱等の曲面にもいけますよ。
とはいえ、相性問題が全くないわけではありません。お問い合わせいただいても、写真や言葉での説明では判断が難しいですので、もし試したい箇所があればサンプルを請求していただき、それで実地に試すのがよいでしょう。
貼る時は塩ビシートと同じノリでOK。空気が入り込まないように、端からゆっくりと押さえつけていきましょう。
もちろん、剝がすのもカンタンです。隅からつまんで普通に剥がすだけです。基材が下地に残ってしまう場合がありますので、あまり雑に剥がさず、ゆっくりめに剥がした方がいいですね。
剝がした後は再使用も可能です。そのまま別の面に貼り付けられますよ。
接着力が弱くなったと感じたら、水で濡らしてよく絞った布等で吸着面を軽く拭き、汚れやホコリを除去しましょう。接着力が戻ります。
それでも接着力が戻らない場合はシートの寿命とお考えください(無限に使えるわけではないので…)。
使うときにはココにご注意
注意点もいくつかありますので以下で解説しましょう。
・貼る面の汚れはよく落としましょう。細かいホコリやゴミ、油汚れ等は接着力の低下につながります。これはこのシートに限らず、粘着力のあるシート全般に通用する法則みたいなもの。ガムテープや養生テープ、セロテープ等でも同じことで、下地を綺麗にしておくことでよく貼り付きます。生活の知恵として覚えておいて損はないですね。
・樹脂系の塗装面等には使用できません。シートの接着面と化学反応を起こして剥がれなくなったり、下地を傷める場合があります。
・エンボス加工された面には付きませんのでご注意ください。
・相性の良い面でたまに起こるのですが、接着力が強すぎて、剝がすときに基材が面に残ってしまうことがあります。とくに長期間貼った時に起こりやすいので、剝がすときにはゆっくりやさしく剝がす等、注意が必要です。
・火を使う場所での使用は避けてください。厨房等ですね。
まとめ
と、いうことで「吸着シート」のご紹介でした。
似た商品に「ウォールステッカー」がありますが、あちらは主として壁紙に対応したシートです。この「吸着シート」は壁紙には使用できず、異形カットにも対応できないのですが、代わりに平滑面であればたいてい使用可能というパワフルさが特徴。「ウォールステッカー」より厚みもあって丈夫です。下地や目的によって使い分けましょう!
ご注文はこちらから。
それではみなさま、今回はA山がお送りしました。
また会う日までお健やかにお過ごしください!