紙の寸法 B1,B2,B3,B4

JIS(日本工業規格)で定められた寸法規格

B列規格とは、短辺と長辺の比率が1:√2で、面積が1.5㎡になる用紙をB0判(B列全紙)とし、以下長辺で半分に切るごとにB1判からB10判まで定められた用紙の規格のことをさします。

B列図
※Wikipediaから引用

B列・B判の歴史

日本の紙の寸法規格は1929(昭和4)年にJES(日本標準規格)によって定められました。
この寸法規格は戦後、若干改訂されてJIS(日本工業規格)に引き継がれ、現在の「紙加工仕上寸法」になっています。
日本の紙の寸法規格B列は、江戸時代の公用紙、美濃紙の判型である美濃判に由来する日本独特のものです。このため役所で使用する用紙は、国際的に通用するA判に統一される1993年まで、B判用紙が用いられてきました。

B列サイズ一覧表

短辺×長辺 (mm)用途の例
B01000×1414
B1707×1000
B2500×707
B3353×500
B4250×353画集・グラフ雑誌
B5176×250週刊誌・一般雑誌
B6125×176単行本
B788×125
B863×88
B944×63
B1031×44
※Wikipediaから引用

B列の原紙はB列本判 といって765×1085 (B1判の用紙が取れる大きさ)になっています。
原紙がA列かB列かによって、同じ種類、同じ厚さの紙でもキロ数の表示は異なります。同じ種類の紙なら、重いほど厚いということです。